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妊娠報告にまつわる苦い思い出

以前、務めていた会社は女性が多かったので、妊娠・出産の話題は身近なものでした。そのころの話。

30をちょっと過ぎたあたりだったかな?同じ年の女性社員が妊娠して、その報告をしました。 その女性は当時主任でした。

時期はちょうど事業の年間計画を立て終わったころ。計画をたてて、さてこれからみんな力を合わせて実行にうつしていくぜ! という時期。そこに妊娠報告。

彼女の上司はそれを聞き、本人には言わないまでも課長クラスの会議で「何でこの時期に、困った…」ともらし、他所の部署にもそれが広まった。

彼女が主任に抜擢されたのがその3か月前。その間に彼女が主体になり年間計画を立て個別の企画も立案して、仕事も割り振ってさあこれから、という時期だった。仕事量にたいして人員も少なく、みんながギリギリで頑張っていた。

実は彼女はそのポストは望んでなったわけじゃなかった、というのは周知の事実だったために、周りからは「狙って子づくりしたんじゃね?」 という声もちらほら上がった。つまり、「逃げた」と思われたのだ。

私は違う部署だったのでそういう噂は私の上司から聞いた。妊娠の報告よりも先にその噂を先に聞いた。 彼女とはそんなに親しくはないがランチはたまに一緒に出かけるくらいの仲だった。 本人から何もきかなかったので何も触れなかったけど、しばらくして妊娠が周知されると自然に会話の端々におなかの子の話が登場し、「高齢出産になる前に産まなくちゃね!」と30ちょい過ぎの彼女は幸せそうに語っていた。 

ちなみに「困った」といったの上司は子どもがいる男性でした。
でも、そのあとあの部署が困った状況になったのは確かで、その上司も仕事の割り振りをしたり代わりの人員を頼んだりするのにとても苦労していた。

普通の人は、子どもは欲しいと思ったら作れるものだと思っている。子どもができたからには、今欲しい今作ろうと思って作ったんだなと思うのかもしれない。 もちろん計画的に子づくりできるほうが当たり前なんだろうけど、だからこそ、「結構無茶な計画を立てるだけ立てて、自分は産休に入るから後はよろしく、と仕事を放り出すつもり」 と映ったのかもしれない。

女性が多い職場なだけに、妊娠、出産、育児を経験しながら働く人も多く、彼女への同情はほとんどなかった。もちろん「おめでとう」という祝福ムードはある。でも、必要以上に気を使ったり配慮したりはしない。みんな「自分も頑張ったんだから」と自負があるし、そもそも「妊娠・出産」は当たり前の自然なことだという認識だから、「誕生日が来た」以上の特別な感覚もないのかもしれない。

世間の「妊娠」に対する態度なんて、そんなもんなのかもしれないと感じた、苦い思い出でした。



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4)妊娠初期(~4ヶ月目)」カテゴリの記事

コメント

きらきらさん、主人がお世話になっています。たっちん妻、42歳です(^_^)v
初めまして、主人が忙しいので出て来ました。15日付で退職したんです!

きらきらさん、本当にがんばり屋さんだと思いますよ〜。私からすると本当に。

職場で役職を頂くと、きらきらさんの話のようなことって絶対起こるんですよね。
女性には出産するかもしれない期間って必要なんですが、会社って毎日毎日が
勝負だったりするので、「困った」「中途半端」って言われること仕方ないん
ですよね。でも、逆に私の場合、40過ぎてるから、もうそれはないだろうって
思ってた人が多くて、主人も単身赴任だったし、今のプロジェクトが終わったら
「解放してあげるよ(^^)」って言われて、ありがたくお盆休み突入前に退職って
運びになりました。

主人のところに行くことを決心してから、私は何だか今まで肩に力が入っていた
のがすっと抜けましたよ。離れている夫婦っていっぱいいるけれど、せっかく
授かった命だから、夫婦で考えながら進んでいきたいと思うようにもなりました。
また、肩の力が抜けたからだと思いますが、主人に素直に表現出来るようになり
ました。

私はつわり時期は脱出して、来年1月出産予定です。
お互いがんばりましょうね!

投稿: 風連 | 2009年8月19日 (水) 18時26分

sun風連さん
 こんにちは~! いつも読んでくださっていてありがとうございます。卒業(退職)おめでとうございます! 20年近く頑張っていらっしゃった場所を退くのは勇気がいったと思いますが、その分新しくさらに大きな幸せが待っていると信じています!
 
 妊娠出産って、生物としては当たり前のことだし病気じゃないから必要以上に配慮はされないものなんだな、というのが今までの経験で思ったことです。でもそれならもっと当たり前のように休める環境があればいいのに、とも思居ます。

 私の場合は個人事業主(扶養範囲内でね)なので自分がストップすると仕事自体がストップします。少しずつですが自分で切り開いてきたものが、妊娠出産のために全部手放すかと思うと怖くて悪夢を見るほどです。いや、マジでcoldsweats01 代わりの人材がいるわけでもないし、今やってることは新生児を抱えてやれることでもないし、手伝ってくれている人はあくまでも手伝いだし…。
 あ、やばい、自分の愚痴になっちゃった。まあそんな感じで思い切って決断もできないヘタレな私です(汗)

 旦那さまとの関係がさらに素敵なものになったようで本当にうらやましいです。もう妊娠中期かしら? しばらくは思いっきりラブラブheart02イチャイチャheart04してくださいねwink

 またいつでも遊びに来て下さい。きらきらさんのブログは、記事はマジメだったり辛口だったりネガティブだったりしてとっつきにくいとおもうのだけど、コメントはお気楽に書いているので、かまってもらえると嬉しいです。
 あ、もちろん、旦那さまも~!

投稿: きらきら | 2009年8月20日 (木) 11時45分

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